お墓をお引越しして良かった。西円寺墓苑R6.3-西円寺様

今日もパソコンと、にらめっこです。

このところ雨の日が続きますね。

屋外の現場仕事は、出来る作業もありますが、

出来ない作業の方が多いので

いつも天気予報を

チェックしながら

予定を組んでいます。

こんな雨の日は

工場での作業を進めたり

お客様との打ち合わせ、

お見積もりなどをしています。

さて、今回ご紹介の現場は

今年の初現場で入らせていただいた

西円寺墓苑です。

朝日を浴びながら

海面に反射している光と

時折見せる

航行する船の白波が

フェードアウトしていく模様を

眺めていると

自然と

気分があがる島風情。

ずっと眺めていても飽きないのですが

仕事にならないので

足早に現場に戻りましょう。

巻石工事前の敷地です。

右も左も

すでに据え付けられていますので

お隣さまの巻石などに

当たらないように

恐る恐るの作業です。

石ってこんなにも

簡単に壊れるの?

っていうくらい

当たり所によっては

簡単に欠けてしまいます。

もちろん欠けた石は

元には戻りません。

ですが、安心してください。

「餅は餅屋」って昔から言いますから

ここは気合を入れて作業してみましょう。

ここまでの作業でかなりの時間を費やしたのですが、

これ以上ない出来栄えです。

巻石の工事も無事に完了しました。

お隣さまとの境界も

違和感なく仕上がっています。

コンクリートを打つまでに

お墓を現在据えられている現場の下見に来ています。

かなり立派な大きなお墓で

敷地におさまるのか

寸法をすべて書き留めて帰り

机の上で電卓を打ちながら

絵を描いていくしかないですよね。

一番下に据えられている四ツ石は

奥行きを縮めないと

敷地内に入らないので、難しそうです。

お引越しの解体作業当日。

今日もいい天気。

海をよーく見てみて下さい。

偶然にも潜水艦が写っています。

なにも意味はないのですが

今日もきっといい事ありますよ🤗

さて、肝心の解体作業です。

通常ですと

部材ごとに分解して運ぶのですが

卵型をした無縫塔といわれる

僧侶のかたのお墓ということもありますが、

形の特性上

直角した部分が見当たらず

つかみどころがないので

難易度が高く

そのうえ

地震対策としての接着剤がよく効いてて

蓮華台から外れない。

壊してしまうリスクの方が大きいので

接着されたままの運搬です。

傾斜地で設置に手こずりましたが

ネーミング通り

かにが足を広げたように

踏ん張り、頑張ってくれています。

外柵は外れて落ちて怪我をされないように

撤去しました。

残土、コンクリートガラなど持ち帰り

道具、機械類の撤収です。

お墓はいったん作業場へ運んで

石と石の接合部の

古いシリコン接着剤を落としていく作業

いわゆる下地処理をしていき

クリーニング作業に入っていきます。

きれいな状態まで仕上げておいて

いよいよ据付工事です。

緊張の繰り返しですが

無事に完成です。

法要当日

きれいになったお墓を見て

大変喜んでいただきました。

ご住職も

とてもお喜びのご様子で

私も大変嬉しく存じます。

本日もありがとうございました。

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