あせらずあわてずあてにせず「記事」

さて、どの業界でも

少なからず業者向け情報誌など

存在すると思います。

石材業界でも

日本石材工業新聞という

石材店のための

新聞がございまして、

全国津々浦々の頑張っている石材店の紹介、

工具機械の紹介、名立たる方のコラムなど

盛りだくさんです。

私にとっては

小学生のころから

何気なく見てきた新聞です。

石材店側からすれば、日常的に目にすることも

お客様側からすると、非日常。

今日も、お客様とのお話しのなか

そういったお仕事もされているんですね

と、驚いてくださったり。

私も引き出し豊富なナイスガイ(笑)

話しがそれましたが、

近年、

お墓のかたち、大きさも

様々でして

いざ、お墓のご依頼に来られたお客様も

石種などのこだわりなども

含めると

選択肢豊富な現状です。

K様とのお墓の

打ち合わせですが、

何度かお話しをお聞きして

行きついた先のお墓はこちら。

8年前

その新聞に小さく載せていただいた

お墓に決まりました。

さて、現物の石材新聞ですが、

コンパクトに

折りたたんでの郵送されるので

写真では

非常に読みにくいですね(>_<)

しかし、ありがたいことに

定期購読の読者限定のコンテンツで

バックナンバーを

入手できるのです!

これもある意味すごい!

次回デジタルな紙面で

出直してきますので

宜しくお願い致します。

本日もありがとうございました。

あせらずあわてずあてにせず「吟味」

三月

K様には、

しっかりと納期を頂いていますので、

よろしくお願いします。

石が揃ったらまた見に来ます。

と、お願いをして

1ヶ月余り。

今回は

特別に加工石屋さんに

ご無理聞いていただき

石取りができた段階で

見させていただきました。

六面切削された

選び抜かれた庵治石です。

いわゆるこれから、やくもの加工・研磨の

作業にかかる前の段階です。

切削された石に

水をかけて

濡れた状態にして

磨いた時の石の表情に

限りなく近づけて

様々な角度からの目視です。

削ったり、磨いたりする前に

本質的な石の表情を確かめたかったのです。(建前)

とはいえ、

真っ先に見たかったのは

私自身

楽しみで楽しみで待ち遠しかったのです。(本音)

何事も

上手く事を進めるには

あせらず・・・なのかなとつくづく実感しています。

特にお墓の仕事って

一度建てると、

何年、何十年も手を合わせて

お参りしていただける。

今出来る、最高の仕事をしてあげたい。

そう思うのは

職人みな共通なのだと思います。

ここまで組まれるまで

たくさんの労力、石のロス、

歩留まり率を想像するとゾッと世界なのです。

私も弟子当時

たくさんの庵治石を見て

勉強させていただき

さわらせてもらいましたが、

濡れた石の表情を見ると

確信しました。

「今回も最高の石を

わけてもらったぞ!」

本日もありがとうございました。

あせらずあわてずあてにせず「熱意」

令和三年一月

庵治石大丁場

和伸石材さんのご案内の元

K様をお連れしての丁場見学。

コロナ禍ということもあり

できるだけ

非接触な対応となってしまい、

過去最短の庵治滞在となり

いささかしょんぼり。

あくる日朝一番、

和伸社長からの電話

「なんちゃ

おかまいできんで、すまんかったな」

いえいえ、このご時世なので…

「まさに

ドライブスルーの如く

最短の見学やったなあ笑笑」

庵治へ来て、

うどんを食べずの帰路に励ましなのか

歯がゆさを察してか

「口角上げて頑張っていけよ」と

言わんばかりのアニキのあたたかいお言葉。

さぁ、

K様の思いをしっかりと

お聞きしていきたいと思います。

本日もありがとうございました。

 

 

   注文書いくぞぅ(≧◇≦)

 

 

 

あせらずあわてずあてにせず「降臨」

令和三年十月一日

宣言解除ということもあり、

真っ先に駆けつけて下さいました。

今日という日が来るまで

まだまだ

お話ししたいことが

あったのですが

少しずつブログで、ご紹介できたらと思います。

本日、大丁場庵治石の採掘元の

和伸石材の社長降臨です。

先日完成した庵治石のお墓を

丁場の親方自ら江田島市まで

まるで

我が子の成長ぶりを確認するがごとく。

こちらも、庵治石をさわらせていただく以上

生半可な気持ちでは到底満足していただけない。

お互いの意地の見せ所。

最高の仕事で仕上げていくしかないですからね。

和伸社長

朝早くから、

遠い江田島市まで

お疲れ様でした。

ありがとうございました。

「オレが来たからには、

また、三日後庵治石の注文くるで~」と和伸社長。

不思議なパワーを

授かりまして

ブルブル震えています(笑)

本日もありがとうございました。

あせらずあわてずあてにせず

新春

一本の電話から始まります。

お決まりの新年のご挨拶から

「ほいでキョーダイ

いつこっち来るん?(笑)

山は今日から仕事やで」

電話の向こうは

和伸アニキ。

何か匂わせの感覚に

武者震いか寒さからか

ブルブルしながら資材置場に行ってひとしごと。

二時間後

庵治石のお墓のご相談に来られたお客様。

早速、和伸社長に電話

山見せて~お客様連れて行きますよ~(*^^*)

思い立ったが足軽のごとく

いつ来るん?電話から一週間程度の

お話しです。

人生何が起こるかわかりませんね(≧◇≦)

チャンスはいつも突然。

あわてず

ひとつひとつ

大事にしていきたいと思います。

大丁場和伸石材さんの

特別な許可を得て入山しています。

すぐにでも

一番のきれいな石を吟味して

分けてくださいと

貪欲な自分に、喝。

あわてず

あせらず

あてに・・・する^_^;

やっぱ

あてにする(笑)

つぶやきながら

大丁場をあとにしました。

つづく

本日もありがとうございました。

庵治石細目はいりました!

実際にふれると

なにかしら感じられるものがあります。

水晶と同じ硬さと言われる庵治石細目。

徳をさずかる。

私は

そう感じています。

この山から

始まる物語。

体感してみませんか(*^^*)

(特別な許可を得て入山しています。)

本日もありがとうございました。

江田島へ行くぞう!プラダを履いた来訪者

貴重な庵治石細目を

わけていただき、

無事、

納期内に納めることができて、

感無量です(*´▽`*)

実は、

側面に石工の名前を

刻んで下さいね。

と、宮司さん。

いやいや(;^ω^)

と、はにかみながら

しっかり刻む私(≧◇≦)

さて、庵治石って

どこの石?

香川県高松市牟礼町・庵治町で

採石しています。

現場、採石場を業界ではこう呼びます。

丁場(ちょうば)

庵治石の丁場のもようをほんの少し(^-^)

スゲー

庵治石の塊り(・_・;)

これはなんとも楽しみですね。

磨くとどんな顔してるのでしょうね(^-^)

近くに行ってみると

職人さんが

石を割っています。

お見事~(≧◇≦)

きれいに割れました(^-^)

先ほどの割った石を

チェックしながら

打ち合わせの

和伸社長。

丁場では、

アシックス安全靴なのですね(^-^)

十月吉日

江田島へ行くぞう!

江田島といえば

やはりここに来ないわけには

いきません(^-^)

石をふんだんに使った

建物に

アニキも感動(*´▽`*)

そばによると

さすがに圧巻です。

この廊下は

かなりメジャーらしいですよ~

やはり、

一度は足を運んで欲しい

海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校)

でした。

社長~

あちらの山が

古鷹山です(*´▽`*)

「ああ~

正月登ってる山やな(*^^*)」

そうそう

よくご存じで(≧◇≦)

私のお店

展示場前でパシャリ

私の後ろの庵治石細目が絆の証(*^^*)

和伸社長。

お忙しい中、

ご来訪いただき誠にありがとうございました。

もうひとつの物語


例大祭の朝一番

これから

江田島八幡宮へ

向かう準備!(^^)!

私は一足先に

江田島八幡宮にいました。

宮司様からご依頼の

あの石のお披露目です(*´▽`*)

そう、コレコレ

文字彫りの作業も

順調に進み

据付工事も無事に完了

予定通りです!(^^)!

さあ!

氏子総代様、自治会長様に

見守られて、

作り手としては、

何とも言えない瞬間です(≧◇≦)

おやっ

これは、もしかして

庵治石では?

そうです~

さすがお目が高い(゚д゚)!

実は、この石

庵治石細目とは、

俗にいう

墓石材のメルセデスと

云われてるほどなのです。

今回、特別に

計らっていただきました!(^^)!

今回の庵治石植樹記念碑の

後ろに

どっしりと構えている

石灯篭。

昭和七年九月吉日に

建てられたものですね(゚д゚)!

当時、

どのような道具で

どんなにして加工したんだろう・・・

ある程度

想像はつきますが、

見事ですね(*´▽`*)

 

どこか懐かしい

なにか魅かれる(*´▽`*)

それもそのはず、

祖父たちが

納めた石灯篭なのです。

なんと当時の写真が見つかりました~(≧◇≦)

祖父たちのつくった石灯篭の前に

記念すべき石碑を

制作させて頂き

大変感慨深いものでした。

本日もありがとうございました。

もうひとつの物語

なにがでっきょんな?

それ

うちんくの石とちがうん?

讃岐弁でこう言われると

シメシメ(*^^*)

例大祭の当日

もうひとつの

イベントがあります。

江田島八幡宮宮司様より

ご相談を受けて

石種の選択をまかせていただいたのですが、

新しい時代の奉祝行事。

最高のものを

お約束致します(‘◇’)ゞ

穴をあけて

sus304丸棒を接着する準備が

出来ると

なんだかアイスキャンディーみたい(笑)

美味しそう(≧◇≦)

続けて、

文字彫りの準備に

取り掛かります(*^^*)

宮司様より

頂いた原稿をもとに

パソコンにデータをうちこみ

原寸大の原稿を作成して

再度確認です。

さて実は、

本日据付工事に行ってきました。

15日の例大祭の前に

除幕式です。

お近くの方はぜひ

ご覧ください。

例大祭の記事と一緒に

ご紹介できたらと思います。

本日もありがとうございました。

S様お墓工事Ⅲ

さて、突然ですが、

お墓工事で、

私の苦手なベストスリー

スズメバチ・イノシシ・野犬

これは、リアルな話

近寄らなければ、

そっと逃げてくれたらと

何度思った事か・・・(;^ω^)

私も目の前の仕事を放り投げて、

逃げるわけにもいかないので

こうなるともう我慢比べです(≧◇≦)

この現場で、

一番強い奴は誰だ( `ー´)ノ

だけどなるべく

そういったリスクは回避したいですね(*^^*)

そういった理由もあったのか

私の住んでいる江田島市では

以前から住宅とお墓が上手く共存しています。

今後も

スープの冷めない距離での

お墓参りができる環境を願います<(_ _)>

 

 

S様お墓工事もいよいよ終盤

根石、(石積みの一番下の礎石)

実際には見えない根石は

前回お話ししたとおり

石垣を解体した時の

割石をハイブリッドさせて

 

 

角石から

ひとつひとつ

並べていきます(*^^*)

 

そうそう(;^ω^)

 

 

本来の石垣を解体したでしょ

谷積みなので

当然、天場が真っ直ぐ水平にならない((+_+))

 

 

そこで、

またすこし小技を発揮!(^^)!

 

 

石が上手くかみ合っていて

無理に外さなくても大丈夫なので

そのまま

割ってみましょう(*^^*)

 

 

ほぅら

上手くいきましたよ!(^^)!

 

 

 

そうなると

本来の石垣が

汚れが気になり始めましたね。

 

 

正解!(^^)!

お家芸でキレイに

してあげましょう(*´▽`*)

出来上がりは後ほど・・・

 

さて、工場にもどり

文字彫りの作業に

かかります。

彫刻映えしないはずはない

庵治石細目です。

ワクワクが止まりません(*^^*)

当たり前ですが、どこまで彫っても

庵治石細目なんですからね(*^^*)

そして、

深く彫りさげた分

奥深さ・深み

職人としての厚み、深み、奥行きを、

少しでも

感じてもらえたら・・・

実は、そんな本気の職人の意地だったり

するんです(;^ω^)

 

 

平成最後の四月の大安吉日

お墓の据付工事を行い、

 

 

長らくお待たせいたしました。

完成です(*´▽`*)

 

 

ネックとされた

お隣さんとの境界も

きれいに納まりました。

 

 

もう一段

根石が埋まっているのですが、

予定通り見えません。

自己満足と

おっしゃられても

 

 

最高の褒め言葉と

ありがたく頂戴いたします(*´▽`*)

 

 

本来の石垣を

きれいにして、

クラックに化粧目地で

イキイキと!(^^)!

 

 

S様お墓工事完成いたしました。

本当に長丁場になってしまいましたけど、

またひとつ、

思い出に残る仕事と共に、

より一層

精進していきたいと思います。

S様、誠にありがとうございました。