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サイト管理人のブログです。

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庵治石入りました。

おかげさまで、

ホームページ、ブログを始めて

9回お盆を迎えました。

私としては、大きな壁。

ホームページ、ブログを挑戦していなければ、

出逢いさえなかったかもしれない方々。

ご縁をいただくことも難しかったと思います。

あの頃、

背中を押してくれた方々、

いつも応援してくださる皆さま方。

共に、感謝申し上げます。

5年前、

ホームページで私を探して下さったのか、

呉市から

お墓に関するご相談に来られました。

日本の石でつくりたい。

石を出している山。丁場の様子も見てみたい。

お話しは盛り上がりました。

その後、

いろんなことが起きて

お墓を建てるのが延びてしまいました。

また、相談に行っていいですかと、

連絡をいただいた去年の11月。

具体的なお話しになり、

早速、丁場の様子を見に行ってみませんか?

12月、庵治石大丁場の和伸石材さんへ。

それから、何度かの打ち合わせを経て

寸法、形が決まり、

出来上がり次第、また見に来ますと

加工石屋さんにお願いして、

9月再び

庵治大丁場へ入山です。

天気予報では、

線状降水帯が発生するほどの

予報でしたが

不思議に降らずに助かりました。

いつも、熱心に説明してくださる

和伸社長。

現場の親方でもあるので

よく、日焼けしてらっしゃる(^-^)

どこまでもアツイ社長です。

見学の様子はまたご報告したいと思います。

そうやって選ばれた石からつくられた

庵治石のお墓が

現在、弊社の工場に入りました。

庵治石を大切に扱い、

山から切り離す作業。

安全にふもとの工場まで運んだり

切削、研磨など

非常に困難な仕事なのですが、

まだまだ

良質な庵治石は採れています。

これからお墓をお考えの方、

こだわりがあり、興味を持たれた方。

ぜひ、

庵治石を一度見てみて下さい。

きっとご満足して頂けると思います。

本日もありがとうございました。

アップデート。

今年の夏は特に暑かったですね。

お墓の現場の作業も例外ではなく、

石が焼け、道具が焼け、足元が焼け、

炎天下の沸騰ゾーン。

暑さには慣れているとはいえ、

この寒暖差で、のどがガサガサ。

下見に行った帰りに

お医者さんに薬を貰いに行ってみよーと。

軽い気持ちで行ったものの、

せきが出るのでしたら

車で待機してください。

何やら緊迫した窓口。

ああ、コロナ、インフルエンザの疑いの方が?

ああ、私なのですね(^_^;)

と、気づくまで時間はかかりませんでした(^_^;)

しばらくすると、

防護服を着た先生が来られ、

人と会う機会が多い方は調べた方がいいですよ。

あの、

鼻に綿棒の

怖い検査を進められ、

軽トラの床、つま先立ちで

頭はかたいヘッドレストにめりこむ位のけぞり…

あとは、お察しの通りです(>_<)

目から綿棒が出るかと思いました。

さて、

肝心の結果を待つことドキドキ15分間。

検査の結果は

安心してください!陰性でしたよ。

検査で

疲れ果てた私に優しい結果報告。

先生が

綿棒でアップデートしてくれたような感覚でした。

本日もありがとうございました。

 

 

バックアップ

謹賀新年から止まっているゾ(^_^;)

ブログやります詐欺になりつつありますが、

お盆までのお仕事も

順調に進めることが出来て、

ひと安心。

久しぶりにパソコンと

にらめっこです。

今回は、江田島市でも増えつつある

墓じまいのお話しです。

コロナ禍で

県外からお墓参りが困難になった方々。

カタチは変われど

ご先祖さまに手を合わせたい。

その想いは

工事完了後にいただいたおはがきで、

手に取るように

安心されたお顔が、目に浮かびます。

 

 

さて、今回はもっと掘り下げていきますよ~

K様のご先祖さまのお骨をを出すお手伝いに

来ています。

 

私もそっと後ろから

手を合わせ

頭の中は

いかに安全に無理なく解体できるようにと、

工事の段取りをブツブツと、

いえいえ、

ご住職さまのお経しか頭の中には存在いたしません。

お墓の前でパシャリ

K様ご家族にとっては

文字通りのお墓の前での

ラストシーンとなりました。

昭和五十年代に、

父がつくり建てたお墓を

私が

解体してしまうのは

何とも言えない寂しさがありますね。

それは、K様の方が

何倍も辛いことは承知しています。

このお墓はご覧いただいた通り

文字を彫るところ以外

敢えて切削、磨き加工をせずに

割肌を活かした

K様のお父様のこだわりのお墓です。

実は、

私も幼いながら

敢えて加工しないお墓=逆に難易度高い

ことを聞いていました。

今思えば、K様のお墓を手掛けている真っ只中

だったのでしょう。

本当に素直な石でないと

見るに見れない

いびつな石の塊にしかすぎませんですよね。

ファーストシーンと言うべき写真を

思いがけず(実は探さずにいられなかった)

当時の据付工事の写真発見!(^^)!

 

K様お父様も

お手伝いしてくださってたのでしょうか。

満面の笑みでのポージングです。

写真のバックアップもさることながら

父のこうした姿、

後ろ盾を忘れずにいよう。

それが一番の供養なのかなと…

本日もありがとうございました。

 

謹賀新年2023

新年あけましておめでとうございます。

令和四年最後のお仕事の現場作業です。

石階段がセメントの目地から

外れているので

早急に対応して欲しいとのご依頼です。

道具、材料を積み込み

段取りを決めて

まず解体。

何故、セメント目地から

盛り上がったように

外れてしまったのか。

手探り状態で土を掘りながら

取り除けしていくと、

竹の根が出てきました。

コイツの仕業ですね。

竹の根が、石を持ち上げる力があるなんて

あまり想定出来ないことですよね。

隣り合わせの石に

影響がないように

もう二度と

出てこないで下さいと祈りながら、

できるだけ大きく除去しました。

石階段の狭い隙間での作業なので

石の落下など

注意しながら順調に進んでいます。

石階段の

下から見ると

こんなに高い場所で

作業しています。

何度か土を取り除け、

石を並べての繰り返しで

ようやく

位置、高さが決まりました。

石階段の上でモルタルを練り注入です。

どこを直したのか

わからない仕事こそ

なぜか

達成感が沸く現場もあるものなのです(*´▽`*)

土が流れて小石がゴツゴツ出ていたので

真砂土を敷いて

掃き掃除をして

除夜の鐘9時間前

作業完了です。

皆さまより一足先に

二礼、二拍手、一礼。

令和五年の誓いを立てて

神さまの前でご報告<(_ _)>

今年もよろしくお願い申し上げます。

本日もありがとうございました。

お墓を建てて良かった。R4.4-K様

ご相談の始まりは

令和三年九月でした。

ご実家のお墓を守る方が

いらっしゃらず

それならば

私たちも一緒に、はいれて

いつでもお参りできるお墓をつくりたい。

何度かの打ち合わせをして

ご実家のお墓は一度

墓じまいをして

新たなるお墓をつくることになりました。

令和三年十一月。

庵治大丁場和伸石材さんに

特別な許可を得て

入らせていただいております。

厳選された庵治石をわけて頂くことを

お約束していただきました。

令和四年三月。

無事に完成いたしました。

実際に見て頂けないのが

残念なのですが

とても良いお墓に仕上がりました。

と、和伸社長にご報告。

そしたら

お施主様に渡す前に検品行くわ!

本当に来て下さいました(*^^*)

今回は、故人の好んだお花の

立体彫刻を庵治産地の名人に

お願いいたしました。

彫刻映えする庵治石ならではの

どこを見ても素晴らしい仕事です。

ステンレス製の花筒の上に

お花の彫刻が入るように

実は、細部に至るまで

デザインを全て計算しています。

凛とした立ち姿です。

令和四年四月。

良いご縁をいただきました。

本日もありがとうございました。